行く人、来る人 2
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ヤクルトはシーズン途中にもかかわらず、11月2日に大量の戦力外通告を発表しました。
支配下登録選手数は70人までで、今年のヤクルトの支配下登録は途中入団の歳内投手、育成から上がってきた
松本友選手を入れて野手32人、投手36人、他に育成で各1人づつです。
今年のドラフトでヤクルトは6人を指名、他に育成で4人を指名しました。
これだけで支配下枠が溢れます。よくあるのは支配下登録を外し育成にすることですが、2年続けて最下位の
ヤクルトに温情はありません。
まず10月11日に今年は出番がなかった五十嵐投手(41歳)が引退を発表。
次に10月12日に全く助っ人の役目を果たせなかったイノーア投手(27歳)が退団しました。(9試合6先発
0勝3敗 10.13)
次に10月24日にもう限界か貴重な中継ぎサウスポーの中澤投手(35歳、2009年ドラフト1位)が引退を発表。
2020年は28試合1勝1敗3H 7.36でした。
そして11月2日に大量の自由契約が発表されました。
近藤投手(37歳) ヤクルト再生工場の見本のような選手です。2016年にトレードでヤクルト入り、
2018年には74試合登板35HPを上げ最優秀中継ぎ賞を獲得。しかしここでの酷使がたたり、その後は徐々に
精細を欠き、今年は20試合で1敗、2H、1Sで4.74の成績で終わりました。
山田大樹投手(32歳) 2017年にソフトバンクからトレード。ユニークな左のサイドスロー。
2019年には14試合、11先発、5勝4敗、3.90と壊滅状態だったヤクルト先発投手陣を支えた一人。
今年は開幕ローテーションに入り、初戦はQSしたものの、2試合目に滅多打ちに会い、余程高津監督の
ご機嫌を損ねたか2軍落ち、2度と一軍に戻れませんでした。
再生工場小ブレーク選手です。
田川投手 2012年ドラフト3位、高卒の8年目、26歳
昨年1軍で先発で初勝利を飾り、今年も期待していましたが、1軍登板はなし。ファームでは20試合37イニング、
0勝1敗、2S、 1.95ですから悪くはないのに、高卒の8年目でものにならなければ、というところでしょうか。
風張投手 2014年ドラフト2位、この年のただ一人の生き残りでした。(27歳)今年も11試合7.98
貴重な中継ぎとはなれませんでした。
平井投手 2009年ドラフト4位 29歳 通算86試合、5勝5敗、1s、13H、5.01
今年は1軍の登板はありませんでした。
山中投手 2014年にソフトバンクからトレード。ユニークなサブマリン投手。35歳
先発ローテーションの谷間を埋める貴重な存在でした。ヤクルトでは通算17勝26敗。
今年も6先発で2QSと働いたのですが、5.52の防御率もう限界と思われたのでしょうか。
ヤクルトは石川を筆頭に山田大樹、山中と軟投派が多くいて、ツボにはまると好投しますが、
コントロールが甘くなると滅多打ちに会うという、欠点が高津監督好みではないのでしょうか。
ジュリアス投手 2015年ドラフト4位 23歳 5年目の育成
昨年のウインターリーグで活躍し、金久保投手と共に期待していましたが、
ファームでも10試合、4.38でパッとしなかったようです。にしても見切るのが早い気がします。
何かあったのでしょうか。
井野捕手は引退です。楽天から巨人を経由して、ヤクルト入り。36歳
貴重なサブの捕手でした。打力は今一でした。今年は32試合19打席、 .105、4打点
打てないヤクルト捕手陣の一人です。若手に切り替えていくというところでしょう。
ざっと見ていくと、ベテランに退場願い、来年は若手を抜擢する、という姿勢のようです。
他にまだ、外国人選手の入れ替えが残っています。
新規で良い選手が決まるまでの様子見でしょうが、クック投手はまず、リストラ候補の筆頭です。
長打の打てない、エスコバーと徐々に限界が見えてきたマクガフ投手もボーダーです。
残留確定はスアレス投手くらいです。
他にも投手・野手含め、リストラしたい選手は私の中では山のようにいますが、これ以上やると
チームの形が壊れるます。しかし以上は投手に偏ったリストラのような気がします。
追加で野手のリストラがあるのでしょうか。
外国人とFAで良い選手が取れればよいのですが。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
7